収益物件の種類と特徴④
最後に戸建て物件(新築/中古)を紹介します。
【4:戸建て物件(新築/中古)】
日本人の多くがマンションとは異なり戸建て物件は借りるものではなく、自分たちで購入して住むものという考えが一般的かと思います。ですので、市場に出回っている不動産投資用の賃貸戸建て物件は限られておりますが、実際のところは戸建ての賃貸物件の入居率は低くなく、需要が供給を上回る状況にあり、入居者を見つけることはそんなに難しいことではないようです。
実際戸建ての賃貸物件に入居を希望する人はどういった層かというと、例えば小さなお子様がいてマンションだと隣や上下階との関係を気にしたくないファミリー層や、ペットと一緒に暮らしたい方などが多いようです。
同規模なマンションと比較して家賃相場としては少し高い傾向にありますが、投資する側からしたらマンションとは異なり、複数の世帯から家賃を得ることができないため投資利益としてはそんなに高いわけではございません。ただし、マンションやアパートのように一棟物件のように購入費用が高くなく、需要も高いので、投資リスクは少ないので、初心者にはおすすめです。
◆戸建て物件のメリット
・初期投資費用を安く抑えることができる。
・長期間にわたって入居する人が多いので、安定した収益が計算できる
・需要が高いので退室後もすぐに次の入居者を見つけやすい
◆戸建て物件のデメリット
・建物の修繕や改築、リフォーム費用は全て負担しないといけません
・家賃収入が少ない
・投資規模を拡大するには複数物件を所有しないといけないので、手間と負担が大きい