収益物件を選ぶポイント
いざ収益物件(収益不動産物件)を購入しようと思ってもどの物件を購入すればいいか悩みますよね。
前のページでも述べたように新築物件がいいのか中古物件がいいのか、一棟がいいのか一室がいいのかなど悩みだしたらきりがありません。
そんなひとのためにいくつかポイントを紹介したいと思いますので、参考にしてみてください。
【ポイント1:立地条件】
当然ですが立地のいい物件には人は集まりますし、逆に立地が良くない物件は入居させるのに苦労します。つまり収益物件を購入したあとの安定的な収益を上げるためにはこの「立地条件」というのは外せないものになります。
ちなみに立地条件がいい物件というと一般的に都会ではJRや私鉄、地下鉄などの駅か徒歩10分圏内、地方であれば幹線道路沿いや車での通勤や移動などの交通の便がいいなどの物件をイメージすると思いますが、他にもスーパーや商店街、公的な機関(役所や警察など)や医療施設、学校などが近隣にあるかどうかもポイントになります。
また単純に建物自体も日当たりがいいか?部屋からの眺めはいいか?周辺のマンションやアパートなどと比較して劣っていないか?など必ず自分の目で確認する事が必要です。というのもいくら周辺環境の立地条件が良くても(その逆も)物件自体の立地が良くなければ入居者を集めるのに苦労するでしょう。
それと時間的に余裕がある場合は昼間と夜間との物件の周辺環境を観察するのもいいでしょう。実際日中と夜間とではどんな人が行き来しているのか?建物までの道は暗くないか?などいざ住み始めてから気づく事も多いので、事前に把握しておけばそういった問題も解決できるでしょう。
【ポイント2:将来性】
将来性というのは購入を予定している物件の周辺環境事情の事です。
たとえば購入予定地の目の前に大きな空き地や駐車場があった場合何年後かに高層マンションが建つ可能性というのが考えられますよ。
また近隣の周辺環境によって例えば敷地が計画道路や区画整理の対象になったりする可能性がある物件は将来建物の建替時期に新築価格の保証金が入っていたり、税金が殆どかからない等のメリットがありますのでよく調査・吟味してから購入を検討したほうがいいです。
【ポイント3:収益性】
収益物件といわれている以上やはり最も大切なのは安定した収益が入ってくる事です。
立地や将来性も大切ですが、安定した収益が入ってくる物件かどうかをしっかりと見極めることが必要になります。