収益物件の探し方③
最後は不動産投資会社を利用する場合のメリット・デメリット紹介したいと思います。
【3：不動産投資会社を利用する】
そもそも不動産投資会社とは投資家向けに不動産を販売する事を専門とした会社の事をいい、新築物件を開発するディベロッパーもいれば、中古物件を購入してリフォームやリノベーションして再販して投資家へ売却するという会社もあります。
ではこの不動産投資会社を利用した場合どのようなメリットがあるのでしょうか。
■メリット
1．未公開物件を紹介してくれる
最も大きなポイントとしてはやはり一般には出回っていない未公開物件を紹介してくれる事ではないでしょうか。
不動産投資会社の多くは自社で物件を所有しているケースがほとんどなので、未公開物件を紹介してくれるケースが多いです。
インターネット上に情報公開されていない未公開物件には非常に魅力的な物件も多いですが、事前に問い合わせしておかないと紹介してもらえないので、注意しましょう。
2．購入後の手厚いサポート
不動投資は物件購入後の管理も非常に重要な役割の1つとなります。特に素人の場合はどのように管理をすればいいのか、どこの管理会社に頼めばいいのかなどわからない事も多いですが、不動産投資会社の場合は投資物件を購入したあとその後の管理やサポートをしてくれるところが多いので、安心して購入することが出来ます。
不動産投資会社としても管理まで行うので、空室になりやすい条件の物件などを提案する事は少ないため、条件のいい物件を紹介してくれる確率が高いと思って大丈夫でしょう。
3．提案力が高い
不動産投資会社はその名の通り不動産のプロの会社です。つまりいい物件を紹介するだけでなく、その人にあった投資プランも提案してもらえます。
■デメリット
デメリットについてはどんなものがあるのでしょうか。
1．情報の偏りがある
不動産投資会社といっても色々な会社がある事は事実です。中には不動産投資のいいところだけを説明したり、物件を紹介（売る）ことに注力した会社もあります。
ですので、1社だけで判断するのではなく、複数の投資会社に問い合わせを行い、最もいい提案をしてくれる投資会社を選びましょう。
2．自社物件の強要
メリットのところでも話しましたが不動産投資会社は自社物件を所有しているケースが多く、未公開物件の多くが自社物件であるケースがあります。
そんな自社物件を積極的に提案（紹介）してくる会社も多いので、ほんとうにいい物件なのかどうかをしっかりと見分ける必要があります。
3．担当者の能力に差がある
どこの企業にも言えることですが、不動産投資を専門にやっているプロ集団とはいえやはり担当者の能力にははっきりとした差がある事があります。
素人ではなかなかスキルや能力を見分ける事は難しいかもしれませんが、自分で納得のいかないと思った担当者の場合ははっきりと担当を替えてもらったりすることも大切になります。