収益物件のメリット
収益物件(不動産投資)を選ぶポイントは先の説明させていただきましたが、そもそも収益物件(不動産投資物件)にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
このメリット・デメリットをしっかりと理解しておかないとのちのち大きな損害や取り返しのつかない事態に陥ってしまうので、しっかりと把握しておくことが大切です。
ではどのようなメリット・デメリットがあるか紹介していきます。
◆収益物件のメリット
収益物件のメリットも細かいところまで上げると多々ありますが、大きなメリットとして3点があります。
①少額投資での資産が手に入る
収益物件の最大のメリットとして少額の投資金額で資産が手に入ることです。
つまり頭金さえ用意すれば金融機関から融資を受けることが出来るので、自己資金の数倍の資産を運用が出来ます(レバレッジが効く物件)
通常ローンを組んで購入する物件は資産ではなく「負債」となりますが、収益物件のように「家賃収入」でローン返済を行う事で、実質的に負担なく物件が所有出来ます。
このローン返済が完了すれば家賃収入は全て収益として入ってくるため、非常に大きなメリットがあります。
②節税対策になる
不動産投資は節税対策になるといわれております。これは不動産所得を給与所得などに合算できることが大きな要因になります。
当然ですが不動産所得がプラスになれば支払う税金は増えます。ですが実際には不動産所得を得るために様々な経費を計上できるため赤字経営として申告することが出来ます。
税金を給与天引きされている会社員でも収益物件を保有することで毎年確定申告が出来るようになり、経費計上申告ができます。
ちなみに経費には管理費や修繕費、税金などのほかにローンの金利部分や減価償却費なども含まれております。
ただし、節税効果は次第に減少しますし、中古物件の場合は減価償却期間も短いため、購入時にしっかりと計画を立てておくことが必要になります。
③投資物件の増加
通常を自宅を購入する場合は購入者の所得により金融機関から融資される金額に限界がありますが、収益物件については物件自体の担保価値が高いためより多くの融資を受けることが出来ます。
つまり収益性の高いマンションなどを保有することで、複数物件を購入できるということもありえます。
もちろん投資予算の関係で最初から全ての人が出来るわけではないですが、しっかりと計画を立てて運用していけば誰にでもチャンスは生まれます。