収益物件の種類と特徴①
収益物件といっても色々と種類があり、またそれぞれに特徴がありますので、改めて紹介したいと思います。
ただし、ここでは一般的に不動産投資をする人を想定した場合ですので、店舗や、オフィス、倉庫や駐車場などの不動産投資はのぞかせて頂きます。
●収益物件の種類
収益物件には大きく分けて4種類あります。ただし厳密にいうと新築と中古とあるため8種類になります。
1:一棟マンション(新築/中古)
2:一棟アパート(新築/中古)
3:区分マンション(新築/中古)
4:戸建て物件(新築/中古)
一般的にはこれらの4種類に分類されることが多く、不動産投資をする人が多いのもこれらのいずれかの種類になります。
ではこれらの物件の特徴を次に紹介していきます。
【1:一棟マンション(新築/中古)】
一棟マンションの場合地域を選ばず新築の場合は最も高額な投資物件になります。
中古の場合でも都市部の中心エリアや人気エリアの場合は新築とまではいかないですが、やはりそれなりの高額な費用になります。
◆一棟マンションのメリット
・家賃をある程度高額に設定しても回収が可能なため、家賃収入が高額になる場合が多い
・新築や築浅の期間は入居希望者が多く、空室になるリスクが低い
・物件の構造上地震や台風などの災害に強い場合が多い
・国が定めている耐用年数が鉄筋コンクリートの場合は47年と非常に長期間のため、銀行からの融資や返済期間も長期で組むことができやすい
◆デメリット
・高額融資を受けた場合、月々の返済額が上がるため、キャッシュフローが残りにくくなる
・建築してからある程度期間が経過すると高額家賃では入居者を抱える事が出来なくなるため、家賃を下げないといけなくなり、家賃収入が減少することが多い
・中古物件の場合1981以前に建てられたマンションだと現在の耐震基準を満たしていない可能性が高いため、修繕や改築の費用が発生するケースが多い